先日、2019年6月2日に大阪城ホールにて開催された『FM802 30PARTY SPECIAL LIVE RADIO MAGIC』に行ってきました。
いやあ、素晴らしいライブでした…。
その公演の感想はまた別途記載するとして、この公演でめきめきと頭角を現していたルーキー、Official髭男dism。
個人的には、沼だなと思ったのですが(こわい)、公演が終わったあと、ギターの小笹大輔さんがスキマスイッチBANDの石成正人さんについてSNSで言及していたり、Instagramのストーリーズでスキマスイッチの曲のシェアをしていたりしたんですね。
その中で出てきていたユリーカについて寄せられていたコメントにわたしがとてもツボってしまい…。笑
J-POP Cメロ選手権優勝🏆
for Instragram(@daisuke_higedan) ※ストーリーズのため削除済
わかる。めっちゃわかるぞ。笑
そして、愛に溢れているぞ。
その発言を見ながらスキマスイッチの楽曲を聞いていたら、「いや、そもそもスキマスイッチの楽曲ってCメロ優勝パターン多くない?」と思い…ざっと自分の好きなCメロがある楽曲を挙げたら、結構な曲数になったので、勝手に語ってみようかなと思い、この記事を書いています。
RADIO MAGICでボーカルの藤原聡さんがコラボしているの見てスキマスイッチ気になっちゃったとか、大輔さんのストーリーズを見て、スキマスイッチが気になっちゃった!みたいな人がいたらいいな〜と思いつつ、そういう人に刺さるのか刺さらないのかわからないレベルに細かいことばっかり書いてしまうような気もするけれど、独り言のように、スキマスイッチのCメロが最高な曲を勝手にレビューしてみようと思います。
目次
まずは、大輔さんも言及していたこの曲から
ユリーカ
大輔さんが「JポップCメロ選手権優勝」と書いていた曲。
呪文のように畳み掛ける言葉たちが最高。ライブでいつも噛まないかなって心配してしまう(こら)。
中でも、POPMAN’S WORLDツアーから突如生まれた、客席と一体になって声をあげるver.が最高なのです。
このライブ映像の2:45以降を見てほしいな。
横浜アリーナで2daysにわたって行った15周年記念ライブReversibleでは、1日目と2日目でver.を変えて演奏するという鬼畜っぷり。
(ちなみに1日目は原曲と同じver.、2日目は上記ライブ映像と同じver.)
…にも関わらず、即座に客フリした大橋卓弥についていくスキマスイッチファンの順応性強すぎる。日頃から鍛えられている人たちなんだなあ…(他人事のように言う)。
ここからは個人的な嗜好がダダ漏れ
ただそれだけの風景
わたしがスキマスイッチを好きになって音源を漁り始めた頃にこのCメロを聞いて「スキマスイッチ、おそろしいこ…!」となった曲(そもそも年上なんですが。苦笑)。
拍の刻み方を変えて、起承転結の「転」をサウンドで表現するすごさ。
この曲は、曲の中で身近にあるけど実は壮大なひとつの物語が完結しているところに感動するのです。
さいごのひ
このCメロに個人的にサスペンスを感じています。
生々しい情景描写に自分が同じ行動をしている光景が目に浮かぶし、このCメロ後半にかけてだんだんと目力増して感情昂ぶっていく大橋卓弥のボーカルにライブで聴くといつも泣いちゃう。音源でも泣けちゃうのです。
※Cメロは4:16〜。このミュージックビデオは、わたし的にスキマスイッチの作品の中でもかなり好きな作品です。
LINE
この曲のキモはほぼこのCメロに集約されている、とわたしは思っています。
ここがなかったら多分この曲成立していない、と言っても過言ではないぐらい。
重めのドラムと、胸ぐら掴んでくるような叩きつける鍵盤の音。
そこからシンセで光がキラキラと差し込んで…からのラスサビへの展開。
それまでは一心不乱に突き進んでいたとしても、なんだかくぐもった感があるのに、このCメロから一気に世界が開けるのです。不思議。音の魔力よ。
(しかし、オーガスタはShort ver.のMVしかアップしてくれないことがほとんどなのですが、それだとCメロが聞けないんだよな…という悲しみ)
ソングライアー
限られた音で、過去の自分と現在の自分が対話しているような世界を表現してるCメロ。
このフレーズがないと「この曲ってどんな世界観?」って思ってしまうかもしれないけれど、ここで一気に「そういうことね!」と種明かしされている気分になるのです。
ライブのエフェクト使いはPAさんすごいなっていう気持ち。
ゲノム
スキマスイッチは曲の後半で、しかもCメロで一番大事なことを言っている説があると個人的には思っていて、ゲノムはまさにそれだなと思う曲。
「だけど生き様を選ぶのは自分だ」。そう、その通り。
この曲が入っているアルバム「スキマスイッチ」の核となる曲。
今までのスキマスイッチを壊す意味のある曲。
それでこのフレーズを歌うインパクトたるや。
ゴールデンタイムラバー
言葉畳み掛けるシリーズ。
言葉数多く歌う大橋卓弥の後ろにコーラスとして入っている言葉。
そういう小ネタをCメロに仕込んじゃったりもしちゃうのがスキマスイッチ。
なんて言ってるか考えてみてね。
※Cメロは3:27〜。
パラボラヴァ
この曲はCメロが優勝って言うより、Cメロのイントロが優勝って感じ(わかりづらい)。
Cメロに鍵盤常田真太郎の旨味を持ってくるずるさ。
というかこの曲はおいしいところをことごとく常田真太郎が持っていっている。
ずるい。ずるいけど、ライブでは「コケないでね、間違えないでね…ミスタッチしないでね…!」とハラハラしてしまうのが、こじらせ系鍵盤オタクの性(?)。
※この映像だとちょうど1:00ぐらいからがCメロ。
ちょっと番外編
惑星タイマー
もとは福耳曲として書き下ろしているのでちょっぴり番外編的な扱い。
とはいえ、福耳曲としてこの曲が存在する意味をあらゆる方向から飛んでくるコーラスで表現しているのがこの曲のここ、Cメロ。
宇宙を彷徨うそれぞれの星(声)たちが最後に重なる「見つかった世界が、僕たちの未来が、始まる」という歌詞。
福耳が大所帯になっていったのもここから。まさに「始まり」の曲。
そんな始まりの予感と、方々から集結していった感がこのメロディーに詰まっています。
※2:48〜がCメロ。
この闇を照らす光のむこうに
Anly+スキマスイッチ=なので厳密にいうとこちらも番外編。
しかし、この曲のCメロの秀逸さは語らないと、ファン以外にも見つけてもらわないともったいない!
このCメロはコラボ曲じゃなきゃできない、スキマスイッチじゃできないけど、スキマスイッチがやってみたかったことが詰まっている気がするのです。
個人的には「自分の居場所を」のあとに入るベースが好きなんだなあ(あれ、話が逸れた?←)。
※残念ながらYouTubeだとCメロは聞けない…。
まとめ
勝手にやってみた、スキマスイッチCメロ選手権。
というか、わたしが好きなスキマスイッチのCメロ特集。
他の皆さんはどの曲が好きだったりするのかな?とひそかに気になっています。
ご意見聞けたらうれしいです!
そして、「最近スキマスイッチ気になる」とか「最近聴き始めた」という方にも、このすごさ、旨みが伝わったらいいなあ…と思います。
個人的には、聞けば聞くほど、解剖すればするほどスキマスイッチの楽曲はおもしろいと思うのです。
個人的にも解剖したくてもしきれていないなと思う曲がまだまだたくさんあるぐらい。
そして、自分で解釈したつもりでも曲を作っている彼らが込めた思いをどこまで理解できているのかな…?と不安になってしまうぐらい。
聞く側に自由に委ねてくれている安心感はありながらも、理解できたらもっともっとおもしろくなると思うので、これからも考えながら彼らの曲を聞いていけたらな、とわたしは思っています。